2010年02月08日

新日鉄名古屋、高アルカリ水漏出の疑いで家宅捜索

新日本製鉄名古屋製鉄所(愛知県東海市)


敷地内から基準を上回る高アルカリ水が
名古屋港に漏出した疑いが強まったとして、

名古屋海上保安部は8日午前、

水質汚濁防止法違反容疑で
同製鉄所に

家宅捜索に入ったそうです。

関係者から事情を聴くと共に、
押収した資料から排水データなどを分析し、

容疑の裏付けを進めるんだって。

また愛知県警も午後、立ち入り調査するとのことです。


最低だなぁ~。一体いつから漏出していたのでしょうか?
それが一番問題なんじゃないですか?


知らなかったとは言わせないよね。
だって、絶体に水を分析した資料だって残っているはずなんだから。


同保安部や県水地盤環境課によると
、監視取締艇が巡視警戒していた

1月18日、

同製鉄所西側の護岸ブロックの割れ目2カ所から
汚水とみられる白濁水が漏出しているのを発見。

同19日、
漏水の水素イオン濃度(pH)を調べたところ、
同法で定めている排出基準値(5~9)を上回る

約12の高アルカリ性と判明したそうです。


護岸ブロックには
同製鉄所から水を出する排水管などはないそうですが、
割れ目からは1日約5立方メートルの汚水が漏出していたんだって。

排水管は無かったと言うことですから、
そこには流れるはずもなかった水だと言うことだよね。

もし割れ目がなくて、
名古屋港に流れてきていなかったとしたら、
一体何処にながしていたのだろうか?


ちょっと、そこんところ知りたくないですか?


現時点では
海洋環境などに影響はないということです。

同課や同製鉄所によると、
護岸ブロック付近の敷地内には石炭、
その周辺に製鉄過程で出る鉄鋼スラグや鉱石が積んであり、

これらが雨水などと混ざってアルカリ化した水が漏れた可能性もあるそうです。


1月中旬の同製鉄所の定期点検では、
ブロックの一部が割れていることは確認したが、
漏水はなかったということです。

県は2月3日に調査に入り、
応急措置として亀裂部分をモルタルで覆うよう指導したんだって。


同課は

「石炭だけで今回の強アルカリ排水が出たとは考えにくい」

と話しているそうです。

遠藤悟・同製鉄所総務グループリーダーは

「深くおわびする。捜査には全面的に協力する」

と話しているそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100208-00000046-mai-soci