自然科学研究機構生理学研究所、かゆみ感じる脳部位特定

toyotanomati

2009年09月25日 22:12

自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の
柿木隆介教授らは

「かゆみ」

を感じる脳の部位を特定し、24日までに米学会誌に発表したそうです。

頭頂葉内側部の楔前部(けつぜんぶ)と呼ばれる部位で、
類似点が指摘される

「痛み」

とは別の、
かゆみ独自のメカニズムの存在を明らかにしたのは初めてなんだって。


柿木教授は

「アトピーなどのかゆみを抑制する薬の開発につながるかもしれない」

としているとのことです。
これって、脳からかゆみを取り去ると言うことなのかな?
そうだよね、もしかゆみを感じなくなって、皮膚を掻いたりしなくなれば、
アトピーは、きっとどんどん良くなっていくかも知れない。

柿木教授らは、
手首に取り付けた電極を通じ、
かゆみを電気的に引き起こす装置を開発。

機能的磁気共鳴画像装置(fMRI
)と脳磁図で被験者の脳内を調べたところ、
感覚の情報を処理する楔前部が反応していることを突き止めたそうです。


かゆみを感じなくする薬と、
アトピーなどに使われる、皮膚に塗る保湿や傷の薬などを同時に使えば、
アトピーの、かゆみや痛みに苦しんでいる人を助けられるかも知れないですね。

痛みって言うのは、ある程度我慢が出来るし、
鎮痛剤だって効くんだよね。

ただ、かゆみだけは我慢しようと思っても我慢できない。
寝ていても、知らない間に掻いちゃっているし・・・

かゆみは、本当に辛いと思います。
早く、薬が開発されればいいのに・・・。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090924-00000016-fsi-bus_all

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