2009年11月07日

厚生労働省、医師の不満根強く、診療時「5分ルール」廃止検討。

厚生労働省は6日、
医師が患者に問診などをする際、

「おおむね5分超」

をかけないと診療報酬
(外来管理加算、520円)

を請求できない

「5分ルール」

を廃止する方向で検討に入ったそうです。

多数の患者の診察が難しくなったことや、
収入減となった医師の根強い不満が背景にあるんだって。

ふ~ん。根強い不満って?
そんなの本当にしっかりと5分間問診をしたときだけ、しか請求してないの?
だって、時間なんて誰かが計っているわけでもなく、わかんないじゃないですか?

でもまぁ、確かにね、
先に問診だけしなくても、診療をしながら聞き取りをすることだって可能だもんね。

外来管理加算は2度目以降に訪れた患者に、
医師が問診やアドバイスだけ行った場合に請求できるんだって。

開業医やベッド数200床未満の病院が対象の

「相談料」

的な制度なのですが、

厚労省は08年度の診療報酬改定で、
5分超の

「丁寧な診察」

でないと申請を受け付けないよう要件を厳しくしたとのことなんです。

ま、臨機方円にというのが一番無難なのかなぁ?
確かに、患者が納得していないのもそこそこに
ぞんざいに扱う医師も少なからずですからね。


導入の目的は、
外来管理加算の縮小で浮く財源を、
病院勤務医の負担軽減策に充てることにあったそうです。
だが1日に診察できる患者数が限られ、
結果的に医師の収入減を招いたということで、

医師からの不満はつのるばかり。

民主党は政策集で

「5分ルール」

の撤廃を明記しているとのことです。

でも、問診だけでそんなにとるというのもどうなの?
って思うけどね。

だって、診療報酬って
金額はバラバラだけれど、
どんなことをしても、請求できるようになってるじゃん?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091107-00000006-mai-soci