2009年07月15日

豊田の死亡事故、県内2番目の被害者参加制度を適用した刑事裁判

県内2番目の被害者参加制度を適用した刑事裁判の公判が14日、

名古屋地裁岡崎支部(久保豊裁判官)であり、

交通事故で亡くなった

豊田市の高校生の両親が

「実刑判決を望む」

と意見陳述したそうです。


この事件は、
豊田市で08年2月、
自転車に乗っていた高校2年の

五十川昂志さん(当時17歳)

をはねて死亡させたとして、

アルバイトの男性(当時19歳)が
自動車運転過失致死の罪に問われたたものです。

被害者参加人の意見陳述で、
昂志さんの父徴さん(50)は

「たった1年でもいいので実刑を切に要望する」

と述べ、母あけみさん(44)は

「事故で息子の人生、家族の幸せな生活が奪われた」

と心情を訴えたとのことです。


検察側は

「被告の一方的な過失は重大」

と指摘し、禁固2年6月を求刑した。

弁護側は執行猶予付きの判決を求め、

被告は

「軽い気持ちで運転して昂志さんの命を奪い、深く反省し、おわびする。一生をもって償いたい」と述べた。

被害者参加制度というのは、被害者のご家族にとっては、とても良いものなのかも知れません。
また、加害者にとっても、
被害者の周りの気持ちを知ることによって、
自分の罪の大きさに気付く、そうあるべきだと思います。

加害者は、被害者だけでなくそこにいる、周りの人をも不幸にするということにも
気付くべきだと思います。


そして、被害者はやっぱり全てを知る権利がありますよね。
参加するしないは、被害者の自由ですからね、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090715-00000068-mailo-l23  


Posted by toyotanomati at 21:52被害者参加裁判